トランスフォーミングタッチセラピー®(変容を促すタッチ)

〇トランスフォーミングタッチ®とは

愛着トラウマの専門家 心理学博士のスティーブ博士(スティーブ・J・テレール)が発案しました。以下、スティーブ博士の言葉を述べます。

 

私たちのからだは、初期の経験での記憶に覚えていない記憶を持っています。

初期のトラウマ(妊娠期~2歳まで)は、人間の発達の基盤と、安全性の構築を中断させてしまうことがわかっています。

この中断は、学習や人間関係のための能力に影響します。

発達性トラウマ(妊娠期~2歳までのトラウマ、生育歴からくるトラウマ)を経験した人の多くは、世界との断絶感を持ち、絶望感を経験していると報告されています。

 

〇逆説的小児期体験(ACE)の研究

カイザー・パーマネンテとアメリカ疾病管理予防センターにて、

ダイエットプログラムに成功したのにも関わらず、やめてしまった17337人の参加者にあるアンケートをした。どうような家庭で育ったのかというアンケートだった。

10個の項目があり両親からの身体的・精神的・性的暴力や依存症、ネグレクト、マルトリートメントの有無等の質問内容である。この数値結果が高ければ高いほど、大人になってからも犠牲者としてその養育環境の影響を受けているという認識が不足しており、その結果は深刻であるというものである。そのものが、「発達性トラウマ」という。

 

〇レジリエンス(回復力)

健康な子どもの発達は、地域社会と経済の発達の両方にとって重要である。つまり、健全な共同体・国となる。みんなが健全な地域とのつながりがほしい。

発達性トラウマをどれほど小さいころに受けたかが将来に繋がっていく。

レジリエンス:トランスフォーミングタッチは、成長と繋がりの可能性を提供する。人と繋がるための、個人の中のスペースを広げていくことによって回復していく。

 

〇トランスフォーミングタッチ®を受けると

24時間~48時間以下のような症状が出るかもしません。

発熱、下痢、吐き気、頭痛、震え、寒気、ピリピリする感じ、筋肉痛、頭がくらくらする、不眠、怒りに近い感情、ホットフラッシュ、寝汗、筋痙攣、うつ、風邪に似た症状

48時間すぎると元の状態に戻ります。

もし症状は1週間近く続いていた場合は、セッションの期間をあけます。